PhD graduation
今日は夕方PhD graduation ceremonyがあり初めて出席。
天気がとても心配だったが、何とか降らずに持ってくれた。
ざっと500名ほどの参加のようで、
自分の最初の学生さんも今年卒業。
あっと言う間の4年間だった。
最初の2年は毎日お互い家族よりも一緒に長く過ごしたと思う。
今月末の博士公聴会が無事に終えられることを願う。
『火花』
p.21
「神谷さんは目に落ちかかる前髪を、時折指で払った」
p.40-41
「論理的に批評するのは難しいな。新しい方法論が出現すると、それを実践する人間が複数出てくる。発展させたり改良する人もおるやろう。その一方でそれを流行だと断定したがる奴も出てくる。そういう奴は大概が老けてる。だから、妙に説得力がある。そしたら、その方法を使うことが邪道と見なされる。そしたら、表現上それが必要な場合であっても、その方法を使わない選択をするようになる。(途中、略) だから、これだけは断言できるねんけど、批評をやり始めたら漫才師としての能力は絶対に落ちる。」
p.89
「最後の一口を頬張りながら、井の頭公園入り口の緩やかな階段を降りて行くと、冬の穏やかな陽射しを跳ね返せず、吸収するだけの木々達が寒々とした表情を浮かべていた。」
p.107
「真樹さんに手を引かれる、あの少年は世界で最も幸せになる。真樹さんの笑顔を一番近くで見続けられるのだから。いいな。本当に羨ましい。七井池に初夏の太陽が反射して、無数の光の粒子が飛び交っていた。」
p.117
「楓の根の辺りから青っぽい匂いがしていた。静かに揺らぐ木々が街燈に照らされ、地面に影を作っていた。僕は公園の風景を眺めながら引き攣りそうな顔面を両手で撫でていた。」
<運動>
午前、成とアメフットボールのキャッチボール(30分)
夜、賢を抱っこしてのスロースクワット(5x30回)