グラント

2015年2月からすでに計4回も同じコンセプトで挑戦している

NIH R01グラント申請のゴールが見える。

明日が締め切り。

じわじわとスコアは上がっているが、あともうひと伸び。

 

前回の2月の結果は、あと少しだった。

 

「えっ、2年以上も?次は5回目?」という声があっても

ネバーギブアップ。

 

タダでしっかりしたreviewをもらえると思えば、

それだけで儲けもの(とても勉強になるわけ)で、

さらにグラントが通れば、何より。

 

一回目の申請内容からの変遷を見ると、

この2年強でどれだけ様々な進展がラボであったか

思い返されてとても感慨深い。

 

「グラントのために研究をしてはいけない」とか

そういう議論はナンセンスで、

そういうことは100%の確率でグラントが獲れるくらいの

実力がついている人が言うことだと思う。

 

米国ではグラントを獲るためにシノギを削る(切磋琢磨する)からこそ

日本よりも平均値の高いサイエンスを維持できているのだと感じている。

未公開の内容をどんどん盛り込んでくるからこそ、

レビューする側もやりがいがあり新しい勉強ができるという

ポジティブサイクルが実現できていると思う。

 

もちろん、グラント用と今後の投資/遊びの研究は自分のなかで分けつつ、

思いがけないところから、そのうち展開が変わってくるわけで、

自分が面白いと思い、自分の時間を使いたいかどうかが

もちろん大事である一方、

ちゃんとグラントも維持、増やすことは

ラボメンバーに極端な負担をかけないためにも

PIとして必須の責務だと思う。

 

それとは別に、記憶に残るようなブレイクスルーは

グラント獲得戦略とはまだ別にやってくるのかもしれない。

 

<運動>

土曜日、成を乗せて、バイク50分(強度、強)

日曜日、ラン30分(from lab to home)